今年も年に一度の年賀状の季節、12月28日までは本当に大変だったが、矢張頑張って出して良かったなと思うこの三が日であった。
毎年頂く版画や手描きの絵の賀状、家族の集合記念写真、お習字や写真等の作品賀状、南極等の海外旅行スナップ、我が子の成長報告、日々取り組んできていることの報告、型通りの市販の年賀状…等と様々。病気からの復帰、また、目下戦い中というのもある。(去年まで来ていたのに今年は本人の逝去で来なくなった年賀状も、中には今年で最後にしたいと書かれているのもあったり…)と。どの人にも等しく時は流れ、新しい2018年が巡ってきたんだなと静かに思う三が日でもあった。
賀状交換は年を経て思わぬ繋がりを生む。例えば、私が新任時代に住んだ街の病院に、今春、遠く愛媛から大学を卒業して娘さんが就職すると言うのまである。50年も前の懐かしい街だ、不思議な縁を思う。きっとこの母子と再会の日も巡ってこよう。今年が自分も含め皆さん一人一人にとって健康で幸せな1年となりますようにと心から願う。
(品川区/A・N)