腕が抜けるほど重い荷物と米を持ちながら、ふと、亡くなった父の事を思い出しました。
父は生前毎月お米を送ってくれました。
主人と結婚してからずーっと20年近くも。
父の送るお米は段ポールに入れられ隙間に未使用のティッシュや乾物が詰められ、重い上にガムテープで3重にも4重にも補強されているので開けるのが手間で、
「まったくお父さんの性格疑っちゃうわ。最低!!」
と子供達や主人にも文句をいいながら段ボールを開けたものです。
今思うとなんと罰当たりな事を言っていたのかと反省します。
自分でお米を買うようになって初めてその重さと価格の重さを感じます。
お父さんのお米のおかげで子供達も大きく育ちました。
大変な思いをしてくれてありがとう。
(横浜市/Y・T)
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